湯河原町議会議員 原田洋・はらだひろし

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平成15年11月28日 一般質問  原田洋 (町議会に於ける質疑応答)

●四季彩のまちずくり(区の花について)
●電子投票の導入についての質問(投票所の再編について)
●町民レクリエーションについて(町民レクリエーションの集い)
●土地開発公社の内容について(土地の有効活用について)

【質問】:原田 洋
  昭和の大合併により、昭和30年に旧湯河原町と旧吉浜町、福浦とがそれぞれの長い歴史と伝統を携え、八亀町長の手によって、また多くの先人たちのご努力によって、新生湯河原町が誕生したのであります。
ちなみに、私は昭和28年に湯河原町の住民となり、松屋食品に就職して2年目の年でした。以来、代々の町長による観光施策の重点を置いた政策を運営され、冬は温泉、夏は海水浴場として、折しも国の政策である高度経済成長と相まり、旅館・ホテル等の新築、増改築等に、また寮・保養所、さらには民宿等が目白押しの進出となり、団体バスを連ねる日も多く、町は歓楽街と変わり、一大観光地と発展したのであります。当然のことながら、出入りの商工業者はもちろん、一般町民にも大きな潤いをもたらしたのであります。
時代は昭和から平成へと変わり、穏やかな時代を迎えたかのように思ったのもつかの間、バブル経済の崩壊という厳しい経済に見舞われておる現状でございます。いまだに回復の兆しすら見えない現状であります。
このようなことを予見してか、全国に先駆け、行財政改革を掲げ、現米岡町長は自らの給料を県下一低い報酬、給与と定め、行財政を旗印に9年前に当選して、以来一貫して行財政に務めております。もちろん、職員はじめ、議会にも協力を求め、一般町民からも協力を得て、第2次行財政改革では19億5,800万円という財政の削減に成功したのであります。
その一方では、観光立町に対する情熱は並々ならぬものがあり、「四季彩のまち・湯河原」として、幕山の梅を世に出したことに始まり、温泉を利用した足湯「独歩の湯」の建設により、遠くは北海道、九州から訪れる観光客で、月間1万人強とのことです。湯河原町の基幹観光資源になるものとして、今後全国的な足湯ブームを巻き起こしたと思われております。

また、ゆかりの美術館の建設を期に、重光葵記念館、西村京太郎記念館や、かぼちゃ美術館など民間施設を誘引し、従来不足していた見る楽しさ、美しさを観光客や町民に提供できるなど、大きな効果を上げていることに賞賛を送り、町長の施策・行動に大いに賛同するものであります。
一方、地方分権が実行の段階を迎える時期になって、地方公共団体に補正を図りつつ活性化し、湯河原町としても半世紀近い歴史を控え、来年には合併が実現すれば、幕を閉じようとしておるわけです。
そのようなときに、このすばらしい米岡町長が実行力と行動力で、観光施設や、あるいはそういう投資をされてきましたけれども、現実に町民、あるいは少子高齢化、湯河原町では県下でも一か二と言われる高齢化率でございます。
そのような中で、ぜひともこのすき間が完壁とは言えないと私は,思います。そういうようなことから、このすき間をせめて、町長がぜひ町民の気持ちをそこで埋めていただきたい、そのような観点に立って、以下の質問をいたします。

1点目:市町村の選挙に電子投票を導入した自治体は、現在どの程度あるか。また、当町においても導入について検討されているのか、お伺いします。

2点目:土地開発公社の廃止を含めた経営の見直しについて、合併も視野に入れた現在、その進展の状況についてお伺いします。

3点目:「四季彩のまちづくり」における拠点施設の整備状況についてお伺いします。また、地区の花の普及促進について、具体的にどのように行い、どの程度家庭に花を咲かせることができたか、あわせてお伺いします。

4点目:町民レクリエーションの集いは、ゆめ公園で開催されるようになって5年たっております。
以前と比べ、来場者数はどのようになっているか、お伺いいたします。

四季彩の町湯河原に「区の花」の推進 町民レクリエーション


【回答】:総務部長-露木高信
第1点:電子投票についてのご質問につきましては、選挙管理委員会の所管でございますので、書記長の私から回答させていただきます。
電子投票制度は平成12年2月に、地方公共団体の議会の議員及び長の選挙にかかる電磁的記録式投票器を用いて行う投票方法の特例に関する法律が施行されてから、現在までに7つの自治体が導入しております。電子投票により執行されました選挙の実施記録では、機械若しくは運用面におきまして、ほとんどの自治体で何らかのトラブルが発生しております。
機械でのトラブルにつきましては、電子投票の投票器に、投票結果を記録して開票作業に使う原本メモリーと予備の複写メモリーが入っており、この2つのメモリーには同じ内容が記録されるものですが、その内容が正確に複写されず、開票時の投票者数と投票所での投票者数があわないことがありました。
また、導入にかかる費用から検討しますと、現在の開票作業時間は3時間程度を要しておりますが、電子投票での開票作業は1時間程度で済むことから、開票事務手当は減額されております。
しかし、従来から1選挙ごとに1,200万円程度要してきた経費に加え、電子投票器の購入に3,500万円かかり、その後のメンテナンス費用で約1,500万円がさらに必要となりますので、導入につきましては、時期尚早であると考えております。
いずれにしましても、電子投票制度の導入については、選挙管理委員会でも関心を持っておりますので、今後他の自治体での、電子投票により執行される選挙でのトラブルの発生状況や、導入の動向を見ながら検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

【回答】:米岡町長
第2点:土地開発公社につきまして、お答えさせていただきます。
合併に向けた協議に伴う調整の中では、当初の設立目的でありました都市基盤整備などがある程度進捗していること、また現在のような経済が右肩下がりの時代では、地価が下落し、先行取得の効果が出ないことなどから、土地開発公社の存在意義がなくなっていることに加え、本町だけにある組織でございますので、公社につきましては、新市町に移行後、廃止も含めて検討することとなっております。
 また、平成13年度から15年度までの3カ年間で、5年以上所有していて、すでに供用を開始している土地を対象として、土地開発公社健全化対策事業という起債事業を活用し、約3億1,000万円で買戻しをいたしました。残りの土地を町が買い戻す手法として、合併特例債の適用を検討していただきましたが、適用できないとのことですので、県独自の土地開発公社健全化対策事業の施策・支援方法の検討をお願いしているところでございます。さらに取得目的がなくなった土地につきましては、売却を積極的に進めて、整理していく予定となっております。

第3点:「四季彩のまちづくり」につきましてのご質問のうち、1点目の拠点施設の整備状況につきましては、先ほど佐々木議員からのご質問への回答と同一でございますので、ここでは2点目の質問からお答えさせていただきます。
地区の花の普及促進について、具体的にどのように行い、どの程度家庭に花を咲かせることができたのかとのご質問についてでございますが、この事業は平成12年度に展開した、2001年記念事業の1つとして実施した事業で、町内にいろいろな種類の花を植え、四季折々の花が咲き誇る町づくりを進めるため、各区を通じて町民の皆様に協力を願い、それぞれの地域に合った、親しみやすい花木や草花を、各区の花として選定いただき、公共用地を中心に植栽を行いましたが、一部の区では希望されるご家庭に配布をするなど、区の花の普及に努めてまいりました。
また、緊急地域雇用対策特別事業を活用し製作した500個の木製フラワーボットを、湯河原駅から温泉場地区までの県道75号線沿いに設置し、季節の花を植えておりますが、区の花の認知度がまだ十分でなく、各家庭でこれらの花を咲かせるまでには至っておりません。
この種の事業が定着するには相当の年月を要しますが、今後は各区の協力を得ながら、事業内容の広報活動に努めることにより、普及促進に努め、ボランティアや地域の皆さんに広く参加を呼びかけ、また町内で草花を販売する店舗にもご協力いただき、この事業を周知するとともに、町ぐるみでの事業促進を図ってまいりたいと考えております。

第4点:町民レクリエーションの集いにつきましてのご質問は、教育長よりお答えをさせていただきます。

【回答】:木村教育長
  町民レクリエーションの集いについてのご質問でございますが、主管が教育委員会の方でございますので、私からお答えさせていただきます。
なお、ご質問の趣旨は、会場が湯河原中学校からゆめ公園に変わったことだと推察しますので、それもあわせてご回答させていただきます。
体育の日の行事として開催してまいりました町民運動会は、平成9年度から、誰でも参加でき、楽しい1日を過ごすことができる大会として、名称を「町民レクリエーションの集い」と変更し、内容も一部改めました。さらに平成10年からは、会場を従来の湯河原中学校からゆめ公園に変更して開催しておりますが、この間の来場者数は大きな変動はなく、毎回2,000人程度の町民が参加されております。
湯河原中学校を会場として開催しておりましたときは、来場者の駐車場問題や近隣への騒音問題などが支障となり、特に駐車場の確保は解決が困難な問題として、各区を通じて回覧、地区役員からの呼びかけ等で広報いたしましたが、警察からの違法駐車の警告が絶えませんでした。
このような状況から、各地区から選出されました担当役員さん等で組織されている、湯河原町民レクリエーションの集い実行委員会にこの問題を論議していただきました。その結果、町なかから遠くなるが、駐車場を完備した、町民のスポーツ施設でありますゆめ公園を会場として、実施すべきであると選定した経過がございます。
今後、より多くの町民にご理解いただけるよう、内容・運営方法をさらに検討し、今後もゆめ公園で実施してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたし、回答とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

【質問】:原田 洋
第1点の電子投票についてお尋ねします。
ただいま総務部長からご回答がありましたから、内容については理解できました。その関連として、この湯河原町の投票する場所、投票所が適切であるかどうか、何年前にこの投票所に決めたのか。それが現状に合わない部分があるか、将来投票所を増やすか、または同じ数の中で変更、有権者が便利に投票できるようなことを考えているのかどうかお尋ねします。

【回答】:総務部長-露木高信
  大きく分けて2点あるかと思いますけども、まず区域の見直しと、あと1点は投票所の場所につきましては、何年前からというようなことですけども、それはもうずっと投票所の場所につきましては、箇所については変わっておりません。ですから、その投票所の場所につきましては、支障を来たしているというようなことも一因あるかと思いますけども、その投票所の場所にいままで2階のところが多かったわけでございますけども、それが今年の4月の統一選挙から、福浦・川堀・城堀の3カ所ですけども、2階から1階にさせていただいております。それと、あと2カ所、奥湯河原と門川が2階でございますので、それはすでに選挙管理委員会の方で検討に入っております。2階から1階にできるような形で、投票しやすいような形で検討に入っております。
それから、あと区域の見直しだと思いますけども、それにつきましては、ある程度自治会の区域ごとで投票区をだいたい分けておりますけども、いろいろと選挙管理委員会の方にも申し入れがありまして、選挙人からある程度区域の見直しを変更していただきたいというようなこともございましたので、少しでも近い投票所に行っていただけるように、選挙管理委員会の方につきましては、すでに検討に入っております。

【質問】:原田 洋
  いまの説明では、少しでも近いところの投票所に行ってもらうように検討してるということのように聞きましたが指定された投票所以外でも、近い場所、あるいは階段のない、便利な投票所に行き、投票券を入場券を持っていけば、投票できるという意味ですか。

【回答】:総務部長-露木高信
  投票所の場所につきましては、いまのところの現行では、近いところというようなことはできません。ただ、選挙管理委員会の方で一応問題提起されてる箇所は、たとえば鍛冶屋区の投票所、それと中央区の投票所、それの中間に位置してる役場付近の住民の方々が、鍛冶屋区とちょうど接点のところでございますので、近い方をというようなことも出てますので、それは逆にある程度区とも調整しなければいけないと思うんですけども、そういった形の区分けは事前に調整して、そういう投票所の変更はできるというような形になっております。

【質問】:原田 洋
  この3月にまた選挙がありますが、それを目安に考えてもよろしいですか。

【回答】:総務部長-露木高信
  いま検討に入ってる段階で、来年の3月に町会議員の選挙がありますけども、3月の選挙のときにはちょっと間に合わないと思いますけども、7月ですか、参議院の選挙があるかと思いますが、そのときには間に合うような形にはなると思います。

【質問】:原田 洋
第2点の質問ですが、土地開発公社について、町長から説明がありましたが、何年くらい前から土地開発公社ができたのですか。


【回答】:高橋財政課長
  法律が、公有地の拡大に関する法律でございますが、昭和48年に施行されまして、そのときに地域公社、地方公社ですか、そういう法人格として登記されております。その以前には、たしか私の記憶ですと、若干前に設立は町でされていたようでございますが、たしか財団だったと記憶しておりますが、その前からその形はあったと。ただ法整備によりまして、昭和48年で正規の法人格を持ったと。以前も法人だったんですが、法整備に伴いまして、土地開発公社が設立したというように記憶してございます。

【質問】:原田 洋
  先ほど前段でも申し上げましたけれども、過去に高度経済成長によって、土地の値上がりも大きく、またのちにはバブルの崩壊によって土地が値下がりしているのが現状だと思います。
そこで、いま取得して持っている土地と、取得、財産、資産は処分すると赤字になるように考えていますか。それとも、うまく売れれば、早く言えば利益が出るのか、どちらの方向に向いてるのでしょうか。

【回答】:米岡町長
  現在の借入残高と、それから土地の原価ということになると思いますが、1億4,000万くらいもの差が出ております。それが土地の下落によりますマイナスの部分でございます。いま積算すると、そのようになります。

【質問】:原田 洋
  処分すると赤字になるということですが、処分できない場合の活用方法または代案というものがありましたら、お聞かせください。

【回答】:米岡町長
  なかなか処分できないところは、活用もできないようなところで、たとえば鍛冶屋の白石っていうところにも持っておりますが、なかなかそこの利用方法につきまして、苦慮してるところでございますが、いまのところ処分できないところの活用方法というのは非常に難しく、何かいいものがないか苦慮しているところでございますので、また何か少しでも前向きな方法で考えていきたいというふうに考えております。

【質問】:原田 洋
  なかなか時勢が変化しておりますので、難しいと思います。
第3点の「四季彩のまちづくり」についてをお伺いします。「四季彩のまちづくり」は大変な功績であり、また町長の功績だと思っております。8年か9年前、オレンジラインに温泉を利用した花を咲かせようという案がありましたが、これでこの4施設が完成に近づていると思いますが、町長はそのオレンジラインについて、他にいいアイデアをお持ちでしたら、お聞かせていただきたいと,思います。

【回答】:米岡町長
  たしかオレンジラインの下の横道農道の活用の方法として、あそこにある農地を、温泉を利用したフラワーセンターというような発想がございました。これにつきましては、実はその後、門川に美術館をやっていただいた方から、温泉を利用したフラワーセンターも計画をしたいというお話がありましたので、できれば民営のが良いということで、そちらに期待したのですが、現在までにそれに至っておりません。
いまのところとオレンジラインの方になるんですか、それとも横道の農地につきましては、やはりいまのところミカンが低迷しておりますので、あのミカンのあとの活用の仕方ということで、他のアンズか何かが、前に1度あの辺の農家の方がそれにしてみようかなというような話もありましたが、現在ミカンのままになっております。横道の農地につきましては、そんな形でもし一番適した種類に変更するということは、農家の人とも調整をしていきたいというふうに考えております。できれば、それが観光にもつながるような農園づくりになっていただけるとありがたいというふうに思っております。
それから、オレンジラインにつきましては、ご存知のように、いま温泉施設もございませんし、また下水道のあれもできておりませんので、今後できれば民間で温泉をあそこへ配湯していただけるような業者を誘致をしたいというふうに考えております。温泉の誘致によって活用がまた変わってきますし、また町の施策も当然変わってくると思いますので、現在は温泉が配湯できるような施設の誘致ということで、努力をしているところでございます。

【質問】:原田 洋
  次に、区の花について質問します。「四季彩のまち」は近隣市町村から、米岡町長の功績であると高い評価を頂いております。
米岡町長は、助役を欠員のまま、町長が90%業務負担をしており、さらに収入役や部長が、助役の分の業務を分担し、節約に努力されていることを高く評価しております。
そこで、節約の中から公費の一部を、町長が提案しました「区の花」の実現に努力していただきたいと考えます。
一例として区の花は、宮下地区ではスイセンをフラワーボットに植えるという提案では、道路の沿道にだけにあるため一歩引っ込んだ場所では誰もこれが「区の花」なのか全然わからないのです。従って節約した経費の一部を利用して、「宮下の花はスイセンです。1個100円を50円でお分けしますのでマンションのベランダで、1個ずつ咲かせてください。」それが何年か経過したとき「湯河原はこのように花の町になってる」と。区の花は、町民全てが、「宮下区は何の花」となる。城堀地区は他の花、あるいは全区で統一した花でも良いと思います。幸いにして宮下はスイセンですが、スイセンは手入れも簡単、道路の縁で踏まれても春になると必ず芽が出てくる元気な性質のものです。
ぜひ町長の公約である「花の町」への熱意を町民に広く理解いただいて、花の町の実現をお願いしたいと思いますがどのようにお考えか、お聞かせください。

【回答】:米岡町長
  この「四季彩のまちづくり」の一環として、これもやはり2001年記念事業として、地域の花をお願いしたんでございますが、ご指摘のように、私も全地区の花を知らないほど、まだ普及はできておりません。特に私は当初区にお願いしたのは、湯河原町が万葉の時代からというような、1つのこじつけではございませんが、万葉集の中に出てくる花の中から選んでもらいたいということで、万葉集から出てくる花を羅列して、その中からというお願いをしたんでございますが、どこの地区もできるだけ派手な花がいいっていうことで、どうしても万葉集に出てくるような花ですと、地味な花が多いということで、なかなかそれには賛同してもらえずに、いまそれぞれの地区で決めたわけでございますが、その中でも町の方も住民課の方で、住民登録に来たときにその地区の花の種ぐらいはその住民に渡せるような、それでもし庭がなければ、鉢へ撒いてもらってもいいというようなことで、これから指導をしていき、さらには当初は地区の花のコンクールを年に1回やろうということで、4月に咲く花のところは4月に採点し、それで全体の表彰制度も行い、なおその花をテーマにしたお菓子づくりとか、いろいろなものに広げていきたいというような大きな構想があったわけでございますが、肝心のまだ花の方が徹底されておりません。
だいたい、よく、いま活動が急に行われ始めたのが、吉浜区がゆり公園に、一斉にユリの球根を全部土手沿いに植えていただきまして、少しずつではございますが、何か新しいものができるたびに、花を取り上げるときにはその地区の花ということが、多少でございますが出てまいりましたが、これがほんとに定着するには、何十年てかかるなど思っておりますが、できるだけ普及はさせたいというふうに思っております。
ただ、助役が余って、そのお金がっていうのは、なかなかお金があれば、少子化の対策として、小児医療費の方にも回したいようでございますが、何せ全体の中に溶け込んでしまいまして、この分が浮いたっていうのが、いいときならわかりますけれども、悪いときですから、どこに浮いたかつていうのもわからないような状況でございますので、もう少し時間をかけないと、このコストダウンした分をこっちに回すというのが、現実に表れてこないということが実'情でございますので、気持ちはそんな気持ちは持っておりますけど、実際にはまだこれから先だなというふうに思っております。

【質問】:原田 洋
第4点:町民レクリエーションの集いについてお伺いします。
行財政改革で、町民にも痛みを与え、補助金のカットなど厳しい行政ですが1年1度、町民が全部集まる集いである「町民レクリエーションの集い」は、お年寄りや親子三代が毎年楽しみにしています。
しかしながら、お年寄りはバスでは無理です。半日で帰ってこなければならずバスでは無理です。さらにバスでゆめ公園まで行けば、帰宅は夕方になるということになります。
半日でも、午後からでも孫と手をつないで「町民レクリエーションの集い」を見に行けるように、臨時バスの運行だけでなく、一般の自動車利用も多く、駐車場も片側通行など警察の許可を得るなども来年は検討していただきたい。
町長は行財政大綱という中で「親しまれる行政の精神、行政サービスの向上」、「安らぎと潤いのある町づくり」を提言していますが、お伺いします。

【回答】:米岡町長
  町民レクリエーションの集いのことで、いま考えていることは、海浜公園が来年の夏に完成の予定でございます、即その秋の町民レクリエーションの集いに間に合うかどうかわかりませんが、将来的には中学校ではなくて、と申しますのは、総合運動公園をつくるときの目的の1つに、教育施設は学校主体で考えなくてはいけないという大原則がございまして、ああいう場所につくったわけで、またそれを再度中学校の教育施設を使うということは、なかなか後退をするようなこともございますんで、海浜公園の完成後には、町民レクリエーションの集いも教育委員会とも相談しながら、もう少し利便'性のあるところに移すということは、いま現在考えているところでございます。それが溝を埋めることになるかどうかわかりませんけど、努力をさせていただきたいと思います。

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