湯河原町議会議員 原田 洋の・はらだ ひろし

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平成9年3月19日 一般質問  原田 洋 (町議会に於ける質疑応答)

●幕山梅園の駐車場増設について
●道路拡幅拡張(鍛冶屋・まきやま荘前)要望について
●幕山公園の遊具新設について
●駅周辺に大看板の設置および道路標識の設置を要望

【質問】:原田 洋
  湯河原町では町村合併後40年を経過し、その間、日本経済の高成長のもと、わが町の観光の発展は目覚ましいものがありました。お陰で、湯河原町町民は神奈川県下でも中級以上の住民福祉、サービスを受けてまいりました。

しかしながら、近年バブル経済の崩壊により、観光客の減少と消費の落ち込みは著しく、町税の減収、さらには県補助金などの削減により、平成9年度は減額予算でありますが、生活に密着したきめ細やかな政策と町長の公約である都市計画税の減税は、高く評価しております。

以上、申し上げましたとおり、湯河原町は観光と切り離しのできない町であることを深く認識するものです。昭和40年ごろから先人たちが手がけ、寒風に咲いた3,000本の梅の花が、いま米岡町長の手によって、「梅の宴」として世に出たのです。昨年は30万人の観光客で賑わい、今年は5〜60万人の人出が予想されております。観光・商工業・農業・漁業への経済波及効果はもちろんですが、一般町民も多大な潤いを感じており、希望の持てる話題の豊かな町になったと思っております。

第1点:幕山開発についてですが、現在なお開発途上にあり、増加する外来客に対して、現在ある駐車場だけでは十分に対応できていないと思いますが、どのように用意されるお考えかお尋ねします。また、JRのガードから診療所までの歩道の整備並びに桧林付近の道路拡張整備についてのお考えかお尋ねします。

幕山梅園の駐車場増設 道路の拡幅拡張


第2点:観光案内図と標識の充実および町全体の観光についてですが、駅周辺に大看板の観光案内図の設置が必要と思います。1,800労働時間による余暇の時代に伴い、マイカーのお客さんやハイカーのお客さんが増えております。さらに増加させるためにも「道案内の道路標識などをもっと充実させるべきだと思います。

第3点:やっさまつりについてお尋ねいたします。夏の最大イベントであるやっさまつりを昨年とは違った趣向で開催される意向のようですが、開催場所、日時、趣向などについて、町長のお考えをお聞かせいただければ幸いと存じます。

道路案内看板の設置 幕山公園の遊具新設


【回答】:米岡町長
  第1点の、幕山の駐車場の対策でございますが、実は昨年に比べ今年は約3倍の駐車場を、民間の協力をいただきまして用意をしたところでございますが、ご覧のように、日・祭日にはいま現在でも十分とはいえないと思っております。ただ、梅の時期以外にこの駐車場を借用してた場合、他の利用方法等も考えなければいけないことでございますので、この辺につきましてはなお慎重に駐車場対策は考えていきたいと思っておりますが、差し当たり、来年に向けては現住遊休地を交渉して、また来年に向けての駐車場の拡大は考えていきたいと思っております。

次に、JRのガードの上から診療所までの歩道の設置でございますが、これはもう以前にも地元からの要望がございましたが、現在の道幅等を考えましても大変困難な問題だと思っております。当面、この歩道を将来に向けて造るとか、いまどうするというようなお答えはすることができませんで、大変申し訳ございませんが、よろしくお願いしたいと思います。

第2点の、駅周辺に大看板の設置、及び道路標識のことにつきましては観光案内図、標識等は当然必要だと思っておりますので、充実を図っていきたいと思っております。

第3点の、やっさまつりの開催場所につきましては、いまのところこれから実行委員会等が開かれて内容の検討に入るわけでございますが、開催場所はいまのところ温泉場から桜木公園、それから昨年行いました幕山公園通りにつきましては、実行委員会等に諮ってこれから決めていかなければならないと思いますが、基本的には昨年同様に、幕山公園通りでも開催したいと思っております。なお、日時につきましては、今年は8月2日・3日に開催予定でございます。趣向につきましては、昨年、湯河原の地にいながら日本を代表するお祭りが見れたらということで、湯河原用にねぷたの製作をいたしました。今年は、一番町民の中から要望の多かった長崎くんちを予定しまして、蛇踊りを昨年のねぶたに加えて実行しようというふうな趣向を考えておりますが、いずれにいたしましても、これからやつさまつりの実行委員会、あるいは検討委員会等にお諮りしながら実行に移していきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

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