●湯河原駅前の再開発及び周辺整備について
●旧天野屋横浜銀行の建物撤去（現在小京都公園）について
●５０階段にエレバータ設置について
【質問】：原田 洋
湯河原駅周辺の整備について、町長にお尋ねします。
米岡町長は、所信表明におきまして、
１.「安心のある町」
２.「魅力ある観光スポット」
３.「人に優しい地域づくり」
４.「生きがいと､心の安らげる福祉の町」と方針を述べられております。
そして「安全、快適」をうたっておりますので、それに関連する要望も兼ねて質問をいたします。
湯河原町では、かつての高度経済成長と共にめざましい観光の発展を続けて参りました。また土肥地区の都市計画により駅周辺地区も大きく発展してまいりました。そのため、駅下地域、駅裏地域の人口も増大してきております。
第１点：城堀ガードは狭くて暗いために歩行者も運転者も非常に危険を感じながら、毎日通勤・通学をしている現状であります。駅から駅裏への跨線橋の計画が有ると聞いておりますが、その計画がどのようになっておりますか、お聞かせください。
第２点：駅下の通称５０階段につきまして。ご存知の通り勾配が急な階段であり通勤者・通学の児童・生徒、高齢者の昇り降りは非常に骨が折れます。またこの地域には旅館・保養所・民宿等が１５，６軒程有ります。毎日観光客が歩いて通行しております。高齢者の中には階段の中段で休んでいる姿もしばしば見られます。
私の記憶では、この階段は一部盛り土で、しかも造成が３０年は過ぎているかと思います。万が一、大震災等が起きれば、通行人も多く大変危険です。湯河原町の玄関としても何らかの改善を町民は望んでおります。これらの問題に関して平成９年度の予算について町長はどのようなお考えか、お間かせください。
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| 湯河原駅前再開発と周辺整備を |
駅前５０階段にエレベータ設置を |
【回答】：米岡町長
城堀跨線橋の計画及び駅下への５０階段につきましては、関連性かございますので、まとめてお答えをさせていただきます。
町の総合計画であります湯河原２１世紀計画や、都市整備の基本方針であります湯河原町都市マスターブランにも計画的な整備の必要性力､うたわれており、議会でも駅前整備特別委員会において、湯河原駅周辺地区の総合的な施策の検討をお願いしております。
また、行政でも今年度から駅周辺の整備の具体化を図るため、それぞれの分野で専門的なノウハウを有している神奈川県の関係部局の職員をはじめ、ＪＲ東日本などの関係の方々のご協力を得まして、この１２月に「湯河原駅周辺地区整備調査検討委員会」を発足いたしました。
今後、この「検討委員会」におきま､して、今年度に基本構想を、平成９年度には基本計画を策定していき、周辺地区の将来像を明らかにし、整備の具体化を図っていきたいと考えております。
なお、駅下への階段整備につきましては、隣接する場所に民間の事業計画か現在検討されておりますので、これに併せて階段部分を建物にし、以前研究しましたエスカレーターの整備方策等も考えていきたいと思っております。
それぞれの課題事項を整理しながら、総合的な整備方針を提案する必要かありますので、議会の皆様のご意見、ご審議を経なから、具体化へ向けた努力をしていきたいと考えております。
平成９年度の予算編成につきましての考え方でございますか、９年度は駅周辺地区のこの基本計画を策定するために必要な予算措置はしていきたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願いいたします。
【質問】：原田 洋
ありがとうございます。５０階段については、答弁のなかに、民間との関係で新しい計画があるというようなお話でしたが、公表出来るならお聞かせください。跨線橋については、町長のお考えをお聞かせください。
【回答】：米岡町長
民間の計画について、名前の公表をということですか、駅の階段に隣接した土地でございますので、この場で名前を言わなくても、たぶんお分かりだと思いますが、そこの民間の持ち物てすので、出来ればそこと協議をしながら同じ建物の中で、あの階段の解決か出来たらと考えております。
跨線橋の場所については、現在ＪＲさんとの今までの協議の中では、ホームの外れというか、ホームの建物の外れ辺りからこちらの方へ移す場所がいいんではないかというようなお話も伺っておりますが、これもこの駅前総合整備の中で、皆さんにこ検討していただきたいと思いますが、現在まではそのような状況てございます。
【質問】:：原田 洋
ホームのはずれというのは小田原寄りか、熱海寄りでしょうか？
【回答】：米岡町長
小田原寄りです。
【質問】：原田 洋
それではできるだけ早い機会にこの実現をさせていただくことを望みまして、質問を終わります。
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